下肢静脈瘤の手術の流れ
初診時に、下肢静脈瘤に対して手術の適応となった方は、手術をご希望の場合、術前検査を行います。(超音波検査・心電図・胸部レントゲン・血液検査など)
手術を安全に行うために必要な検査になります。
その際、手術前後、及び当日の注意事項や手術についての詳しい説明を受けていただきます。
下肢静脈瘤の手術の流れ
- STEP1手術当日ご予約いただいているお時間に当院までお越しいただきます。
手術当日はお車やバイク、自転車の運転は控えていただくようにお願いしております。
また、手術時間の2時間前から食事と水分摂取の制限をお願いしております。 - STEP2手術前
超音波検査にて確認しながら手術部位をマーキングし、手術の準備を行います。
- STEP3手術
手術部位に沿ってガーゼを当てて包帯を巻いて圧迫し、その上から弾性ストッキングを着用します。(*グルー手術の場合、状態によっては弾性ストッキングの着用指示がない場合があります)手術直後から歩行が可能です。
手術当日は、ランニングなどの運動は控えていただきますが、日常生活においては、基本的に制限はありません。ただし、当日の飲酒、シャワー、入浴は、禁止となります。
また、術後1か月程度は、飛行機での移動を控えていただくこととなります。自動車や新幹線などは、手術直後もご利用いただいて問題ありません。 - STEP4術後1日目包帯・ガーゼを外していただきます。弾性ストッキングのみ術後検診まで着用していただきます。
- STEP5術後7日目
当院にお越しいただき、術後の経過を診させていただきます。エコー検査や静脈瘤切除を行った方は創部を確認し、抜糸を行います。
以降は術後1か月検診、6か月検診を行い、診察とエコー検査で状態をしっかりと確認いたします。